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チベットでは、寺院や団体が何らかの発願をし、その成就を願って執り行なう儀式の中で砂曼荼羅が作成されます。
僧侶たちは瞑想の中で本尊の浄土(曼荼羅)を観想すると同時に、砂曼荼羅という物質的な浄土をも制作します。
精神と物質の二つの曼荼羅が完成したところで、儀式によって本尊(今回の場合は観音菩薩)を曼荼羅に招き祈願をします。
無事に祈願が終わったところで、本尊には再び本物の浄土にお帰りいただき、
制作した砂曼荼羅は一粒一粒の砂にもどして川に流します。
砂曼荼羅を壊すという行為には「すべては無常であり、空である」という仏教の教えが表現されているのです。
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